ジャヴィド保健相によると、国内では現在568人の感染例が確認されているものの、実際の感染数は飛躍的に多いという。
保健当局によると、潜在的な感染者数は実際に確認された数の20倍に達する見通しで、その数は1万人に迫る勢いだという。当局の試算によると、現状のまま感染者数が増加していくと、月末にかけて感染者数は100万人を突破するとのこと。
直近の24時間以内に得られた臨床試験の結果から、オミクロン株はデルタ株と比較してワクチン接種による免疫力を比較的回避しやすいことが分かっており、ワクチン接種は以前ほどの効果を示さないという。
ただし、保健相はブースター接種の重要性も指摘した。ファイザー社が発表した最新データによると、3度のワクチン接種により、オミクロン株の感染力はほぼ無効化できるという。
関連ニュース