カザフスタン、看板のロシア語表記義務を廃止

カザフスタン議会の下院にあたるマジリスは8日に定例総会を開き、標識や看板にカザフ語を使用することを定めた視覚情報に関する法案に関し、上院が提出した修正案を可決した。リア・ノーボスチ通信が伝えた。
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この後、上院で可決された法案は大統領に送付され、署名される。
これより前、マジリスのベリク・アブディガリウルィ議員は、この法案には、自治体や居住区などの地域の名称を歴史的な呼称とし、書式の表記や案内標識をカザフ語にするという規定が盛り込まれていることを明らかにしていた。また、必要があれば、ロシア語やその他の言語での表記を行うとされている。
現行法では、表記や看板、広告などの視覚情報はカザフ語とロシア語の両方で表記され、必要に応じて他の言語が併記されることになっている。
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