新型コロナウイルス

「オミクロン株」はデルタ株よりも感染力が強いが進行は緩やか=日本の研究

9日、ブルームバーグは、日本の新しい研究によると、新型コロナ「オミクロン株」は、デルタ株よりも病気の初期症状への進行が4倍早いと報じた。
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ブルームバーグは研究に取り組んだ京都大学の西浦博教授を引用し、『「オミクロン株」はより感染力が強く、自然感染とワクチン接種によって得られた免疫を克服する」と報じた。
しかし、今日、「オミクロン株」に関しては主に軽症で進行し、重症例はほとんど確認されていないと報告は指摘している。
研究者らは11月20日、ボツワナと南アフリカで新型コロナウイルスが細胞に侵入する際に必要なスパイクタンパク質に32個の変異があるウイルス株「B.1.1.529」が出現したと発表した。研究者らによると、スパイクタンパク質のゲノムにみられる多くの変異は、この株は高い感染力を持ち、実効再生数(1人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標)が大きくなる可能性や、回復者やワクチン接種者が保持している抗体に対して抵抗力があることを示しているが、これらの点に関して最終的な結論を出すにはまだ早いという。
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新型コロナ 新たな変異株「オミクロン株」について分かっていること
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