カトリック司祭が子どもに「サンタクロースは存在しない」で大問題に

ローマ・カトリック教会の司教が子どもたちにサンタクロースは存在しないと話したことから大きな問題になっている。アントニオ・スタリヤーノ司教は子どもたちに対し、サンタクロースは存在せず、赤い衣装はコカ・コーラ社が宣伝目的で考えたものだと語ったという。ニューヨーク・ポスト紙が伝えている。
この記事をSputnikで読む
子どもたちの親から司教に対して苦情が殺到。ただでさえコロナウイルスの影響で抑え気味の家族の伝統が壊されたと訴えている
これを受け、スタリヤーノ司教が所属するノート教区が謝罪を行った。
米国のサンタクロース ピストル携帯で子どもたちにプレゼントを配達
「司教に代わり、司教の発言に対して謝罪したい。司教の発言は幼い子どもたちを失望させた。私たちは子どもの想像を壊してはならない。想像から最良のものを得なくてはならない」とアレサンドロ・パオリーノ神父が公式メッセージを読み上げた。
同神父によると、サンタクロースは子どもたちに寛大さや美徳を教えるのに効果的な姿だという。
関連ニュース
研究報告 祖母は自分の子より孫が可愛い
15歳のティーンエイジャーが史上最年少で大学を卒業 米国
コメント