監視カメラには倉庫管理責任者のエン・スリヤ従業員がライターと紙を手に、容器列の間を歩く様子が収められていた。同従業員が紙に火をつけ、エンジンオイルが入った段ボール箱に投げ入れると、あっという間に炎が隣の列に広がった。1階建て倉庫建物には数千リットルのオイルが保管されていたという。
スリヤ従業員は逮捕後に放火の事実を認めた。同従業員は、65歳の上司とのやり取りにストレスを感じたことから、今回の犯行に踏み切ったと話している。上司は常に同従業員に小言を言っていたという。上司は警察の調べの中、スリヤ従業員にはいつも親切に接していたと語っている。
鎮火には4時間を要し、車両40台が動員された。火事により1名が被害にあっている。
関連ニュース