オーストラリアを訪問中の文大統領は、韓国大統領府がYouTubeで放送した記者会見の中で「北京冬季オリンピックの外交ボイコットに関して、米国や他国からの参加の申し出を受けておらず、韓国政府はそのような可能性を検討していない」と述べた。
米国は6日、北京冬季五輪への選手の出場は可能だが、政府関係者を派遣させない「外交ボイコット」を実施すると発表した。その理由を「中国・新疆ウイグル自治区でのジェノサイド(大量虐殺)やその他の人権侵害を考慮する」と説明した。
一方、在米中国大使館はリアノーボスチ通信に対し、中国も米政府関係者を2022年北京冬季オリンピックには招いておらず、米政府が発表した「外交的ボイコット」は大会の成功を妨げることはないと反論した。
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