岸田首相は首相官邸に歩いて出勤する際、記者団に対し「ゆっくり寝られたような気がします。新たな気持ちで頑張りたいと思います」と述べた。
日本の首相が公邸に入居するのは、野田元首相以来9年ぶりとなる。
かつて首相官邸だった内閣総理大臣公邸は「五・一五事件」(1932年)や「二・二六事件」(1936年)の舞台となり、「犠牲者の幽霊が出る」と噂されてきた。
1994年に首相を務めた羽田孜氏の妻は、著書で「悪寒が走った。なにか胸を圧されるような異様な雰囲気を感じた」と語っている。2000年からから居住した森喜朗・元首相は、夜にドアノブを回す音がした」と明かし、2005年から居住した小泉純一郎・元首相に、幽霊に気をつけるようにと忠告したという。
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