過去数日にわたりスペインの専門家らは、クンブレビエハ火山が3ヶ月で収束するという期待を抱いたが、彼らの考えによれば、それはこの数日で火山活動にいくらかの安定が見られたからだった。報道によれば、専門家たちは、同島のクンブレビエハ火山地域で発生する地震の頻度と震度、また、この地域の大気中の二酸化硫黄レベルに変化が生じていることから、こうした考えを表明した。11月11日から12日にかけ研究者らは24回の地震を観測したが、地元住民は揺れをまったく感じなかった。
「スプートニク」は以前、ロシアのカムチャツカ地方のカリムスキー火山が4キロ上空まで火山灰の噴煙を立ち上らせたと報じている。この火山の煙流が東部40キロまで広がり、航空用の警戒レベルが4に引き上げられた。