UAEが米F35の購入に関する交渉を停止、中国への配慮か

アラブ首長連邦(UAE)はF35戦闘機の購入に関する交渉を停止することを米国政府に通知した。UAEの公式発表で明らかになった。
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UAEはF35戦闘機の購入に関する議論を停止することを伝えた。発表によると、技術的要求、主権上の規制、出費と利益の分析を踏まえて交渉停止の決定に至ったという。なお、米国が最新防衛技術の供給国として最も望ましい国であることに変わりなく、F35の購入に関する交渉は近い将来に再開される可能性があるとも発表では記されている。
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先に米紙ウォールストリート・ジャーナルが米国政府の消息筋による証言をもとに報じたところによると、UAEはF35戦闘機、及びその他の軍事兵器の購入に関する交渉から脱退すると米国側に迫ったという。その理由として中国のスパイ行為を阻止する上で米国がUAEに提示した安全保障上の要求が重荷になっていると報じられていた。
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