死亡原因は明らかにされていない。北朝鮮の朝鮮中央通信を引用し聯合ニュースが報じたところによれば、同氏の死去にともない金正恩委員長が哀悼の意を表した。
金英柱氏は1920年生まれ。兄の金日成氏が政権の座にあった際、同氏は、朝鮮労働党組織指導部を担当していたが、1973年に同氏の甥で金日成氏の息子の金正日氏と交代している。
その後、金英柱氏は20年にわたり公の場に姿を見せなかったが、1993年に政治局員として、また、最高人民会議常任委員会副委員長として政権党に復帰した。金英柱氏が最後に北朝鮮メディアの前に姿を現したのは2015年だった。
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