新型コロナウイルス

モデルナ社 オミクロン株とデルタ株の同時感染の可能性を指摘

米製薬企業モデルナ社のチーフメディカルオフィサー、ポール・バートン氏は、オミクロン株とデルタ株という新型コロナウイルスの2変異種に同時に感染する可能性があり、そのことがさらなる変異種を発生させるおそれがあると警告した。
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同氏は、コロナウイルスの2つの変異種に同時に感染するおそれがあり、特に、免疫力が低下している患者は注意が必要だと語った。
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バートン氏は、「今後数ヶ月にわたり、これら2つの変異種が共存する。オミクロン株は、デルタ株との併存という非常に複雑な状況を背景に、人々への感染し始める。そのため2つの変異種に感染するという状況が発生するおそれがあり、それによりウイルスが進化し、さらなる変異種が生まれる可能性がある。こうした状況が懸念される」と強調した。
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