スロバキア北部のオラヴァ地方で今月8日、太陽の周りに光の輪が現れる「ハロ(日暈)」と呼ばれる光学現象が観測された。太陽の位置が低いこともあり下半分は見えないものの、その分、輪は二重になって出現。空には2つの大きな虹色のアーチが架かった。ハロは、太陽や月などの強力な光源が、薄い雲がかかった際に屈折・反射することで起こる現象。通常のハロが観測されることはそう珍しいことではないが、2つ同時に現れるのは非常に稀だという。