NATO空軍司令部のサイトで発表されたところによると、F15戦闘機はルーマニアのクンピア・トゥルジー基地(中部クルジュ県)に到着し、イタリア、ルーマニアの戦闘機と合同で同盟国の領空防御に向けて訓練を行う。声明によると、この軍事演習は、黒海地域における同盟国のプレゼンスを保障するものとなる。
具体的に、F15戦闘機とイタリアのユーロファイター戦闘機は12月18日から22日にかけてルーマニア空軍と合同で軍事演習を行う。
近年ロシアはNATOが前例のないほど活動を活発化させていると表明している。NATOはこれを「ロシアの攻勢を封じ込める」ためと正当化している。これに対し、ロシア側は一度ならずNATOの東方拡大に懸念を表明してきた。
ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアはいかなる国にも脅威をもたらしていないにも関わらず、自国の利益に対する潜在的な脅威には注意を払うと表明していた。
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