新型コロナウイルス

ロシアの学者、南アフリカでオミクロン株に関するデータを収集

ロシアのウイルス学・生物工学研究センター「ベクトル」のエカテリンブルク・ウイルス感染症研究センターの所長を務めるアレクサンドル・セミョノフ所長は、ロシアのTVチャンネルREN TVの取材で、ロシアの学者たちが南アフリカへ行き、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関するデータを収集したことを明かにした。
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セミョノフ氏は「われわれは現在、私たちが直面していることをより深く理解している。南アフリカにはわずかに異なる側面があり、それらは武漢やイタリアのものとは異なっている」と述べた。
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同氏は、南アフリカでのオミクロン株の出現とその急速な世界中への広がりは懸念を呼んでいるとし、オミクロン株に関して現在最も危険な国は南アフリカだと指摘した。
セミョノフ氏はオミクロン株について「それが実際にどれほど危険でどれほどの感染力を持つのかを明らかにしなければならない」と述べ、「今のところ、主に軽症に関する世界のデータとの食い違いはない。しかし、これはオミクロン株に感染しても誰も重症化しないという意味ではない」と指摘した。
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