ロシアスケート連盟は13日、2019年グランプリファイナル女王のアリョーナ・コストルナヤ選手が手を骨折したため、23日から始まる国内選手権を欠場すると発表した。ロシアの五輪代表は同大会と1月の欧州選手権の結果で決まるが、今回の欠場により、コストルナヤ選手が選出される可能性はほぼ消滅したと断言する日本のメディアもある。
THE DIGESTは、ロシア放送局「Match TV」の引用として、同選手がケガについて「何も言えない」「何を言うことも許されていない」と答えなかったことを伝えている。また4種類の4回転ジャンプを跳ぶアレクサンドラ・トルソワ選手(17)が足のケガでNHK杯を欠場していることから、ロシアの代表争いが激化すると指摘している。
この記事が掲載されたヤフーニュースでは、日本のフィギュアファンから様々なコメントが寄せられている。「ロシアとしては特に影響ない。もともと彼女(=コストルナヤ選手)が北京五輪の代表になれるか微妙だった」、「ぶっちゃけ、コストルナヤ選手が欠場したところで五輪メダル候補に事欠くこともないのに、一体何がピンチやねんとツッコミたくなる(中略)エテリジャンパー製造工場に代わりはいくらでもいる」等の、コストルナヤ選手が北京五輪に出場できなくともロシア優位に何ら変わりはないという声が多勢だ。
「コストルナヤ選手は所作は一番美しいので大好き。早く治ってほしい」という温かい声も寄せられている。
また「シニアの年齢を上げたほうがよい(中略)ある意味『骨格が未完成なジュニアから4回転等の高難度ジャンプを規制しなかった』ことに対しての人災的なこともあると思う、コストルナヤ1人の問題ではなくて」というコメントもあった。
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