講演の中で孔大使は、「『日本の一部の人』が新疆ウイグル自治区や香港に関する『人権問題のデマやうそ』を言い立て、外交的ボイコットという政治パフォーマンスを主張している」と主張。その上で「スポーツの政治化に明確に反対し、中国が東京五輪を支持したことにしかるべき善意をもって応えるべきだ」と訴えた。
また「両国関係の大局に衝撃やダメージを与えないよう、この危険な逆流を強く警戒し阻止してほしい」と述べた。
さらに、安倍元首相が講演で「台湾有事は日本有事である」と発言したことについて、「一歩間違えれば両国関係に取り返しのつかない影響を及ぼす」として、台湾をめぐる問題に介入しないようけん制した。
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