新型コロナウイルス

日本 オミクロン株濃厚接触者、サッカー天皇杯を観戦 政府が体調不良の観客に外出自粛呼びかけ

日本で16日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者が、今月12日に神奈川県川崎市でサッカー天皇杯準決勝を観戦していたことがわかった。男性はその後、感染が判明した。日本のメディアが伝えている。
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これを受け松野博一官房長官は同日の記者会見で、観客の中で体調が優れない人は外出を避け、医療機関を受診するよう呼びかけた
東京都の発表によると今月8日、米国から帰国した都内在住の20代女性がオミクロン株に感染。女性と面会した男性は濃厚接触者に指定されており、15日に新型コロナ陽性判定を受けた。また、試合2日前の10日には発症していたことも分かった。
検疫以外でオミクロン株の感染者が都内で確認されるのは今回が初。都は、男性が感染したウイルスがオミクロン株かどうか分析を進めるとともに、男性の周辺で観戦していた約80人を特定し、検査を呼びかけるという。
当日、試合は観客数の上限を設けずに開催。なお日本サッカー協会(JFA)は、ガイドラインで濃厚接触者は試合観戦を見合わるよう注意喚起していた。
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