サルホフ氏は「これも極めて興味深く、非常に特殊なことです。以前私たちは高齢者こそ、重症化リスクの高いグループに属していると思っていたわけですから」と語り、SARS-CoV-2ウイルスへのIgG抗体の高いレベルは感染後、最高で90日間維持され、半年が経過すると次第に低下すると指摘した。
この帰結は、未接種でコロナウイルスに感染した1400人を超す患者を対象に行われた調査で導きだされた。医療関係者らは半年間にわたって患者らのバイタルサインを観察した。
ロシアでコロナウイルスのワクチン「スプートニクⅤ」を開発したガマレア研究所のアレクサンドルギンツブルグ所長はこれより前、ティーンエージャーの方が大人よりワクチン接種後に産出される抗体量が多いと指摘している。
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