北朝鮮の金正恩氏 父親の没後10年に霊廟を参拝

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北朝鮮の金正恩総書記は父親で前最高指導者であった金正日氏の没後10年の日、その遺体の安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝した。北朝鮮中央テレビが参拝の模様を写した映像を放映した。
黒い革のコートに身を包んだ金正恩氏は高官を伴い、金正日氏と自身の祖父で北朝鮮の初代最高指導者の金日成氏が眠る霊廟を参拝した。
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かつて金日成氏が官邸として使用していた錦繍山太陽宮殿の前の広場には、朝鮮人民軍の兵士が並んだ。北朝鮮は公式的にはコロナウイルスの感染はないと公言しているものの、兵士らはウイルス防御用のマスクを着用している。
金正恩総書記は霊廟前のステージで悲哀を浮かべて黙って立ち尽くし、最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長が演説を行った。
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