新型コロナウイルス

WHO中間報告 オミクロン株に対するファイザー製、アストラゼネカ製ワクチンの有効性は対デルタ株より低下

新型コロナウイルス変異株オミクロンに対するワクチンの有効性の検証で、ファイザー製ワクチン、アストラゼネカ製ワクチンともにデルタ株に比べて有効性が低いことが明らかになった。英国が行った研究をもとにWHOが報告した。
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WHOは報告の中で「英国の研究結果によると、ファイザー/バイオエヌテック共同開発ワクチン、アストラゼネカ製ワクチンともに、オミクロン株に対するワクチン有効性はデルタ株に比べて著しく低下することがわかった」と指摘。
同時に、ファイザー製ワクチンをブースター接種した2週間後、オミクロンに対するワクチン有効性は上がったことも指摘されている。
報告文書では、これらデータは中間的なものであることを強調。
これより前、香港の研究チームは、オミクロンに対するファイザー製ワクチンの有効性は32分の1になると発表している。
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