パル長官は、「未発表の研究によると、新たなウイルス株(オミクロン株)を阻止するための抗体の量は、従来の株を中和するのに求められる量の10〜40倍が必要だ」と明らかにした。
同氏によると、オミクロン株はワクチン2回接種や、感染・回復後に得られた抗体を回避する能力をもっているという。
さらにパル氏は、新型コロナウイルスワクチンを3回接種することでウイルスに対して効果的に働き、ワクチン接種が完成すると指摘している。
これに関してパル氏は、「これはワクチン学で示されているパターンの1つだ。3回目の接種を行う必要があるということが、新型コロナ対策における失敗の証拠だと見なすべきではない」と指摘した。
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