前澤氏と平野氏を乗せたソユーズ宇宙船、カザフスタン草原に着陸成功

宇宙旅行として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた日本の前澤友作氏と平野陽三氏、ロシア人宇宙飛行士のアレクサンドル・ミスルキン氏が乗る宇宙船「ソユーズMS-20」が日本時間の20日正午すぎ、カザフスタン・ジェスカスガンの南東148キロ地点に着陸した。リアノーボスチ通信の特派員が伝えている。
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前澤氏らが乗った「ソユーズMS-20」は、日本時間20日8時50分ごろ、ISSから切り離された。11時20分ごろにはメインエンジンが点火し、前澤氏らが乗った帰還モジュールが分離。その後、大気圏に突入。前澤氏らはメインパラシュートで着陸した。
8日午後4時過ぎ、日本の実業家・前澤友作氏(46)とマネージャーの平野陽三氏(36)が搭乗する宇宙船ソユーズが、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。2人のISSへの滞在は日本の民間人としては初で、ソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションに向かう12年ぶりの旅行者となった。
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前澤氏と平野氏、宇宙へ出発 日本の民間人として初めてISSへ
前澤氏らはISSで、事前にインターネットで募集した「宇宙でやってほしい100のこと」の項目を実行。前澤氏らはこの様子を撮影し、YouTubeに投稿した。ロシア側の委託で科学実験に参加したほか、ISSに滞在する宇宙飛行士たちとは無重力でバドミントン大会を行った。
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