同氏によれば、同時感染にはまず2種類の菌株が大規模に広がる必要がある。オミクロン株とデルタ株がある地域で同時に感染拡大する確率は、60%に対し40%、同様に90%に対し10%と見られる。クリュチコフ氏は、オミクロン株の感染が急速に広がり、この株の感染者数が2、3日毎に増加している英国を例として紹介した。同氏によれば、活発な日常生活を送り、人々と接触する機会が多いという条件の下で2つの変異種に感染する可能性がある。関連記事