韓国のエンジニアが開発したドローンは、長さ1メートル、重量5.5キロのクワッドコプター。同機は、特殊ソフトで作動し、オペレーターが指定した航空機の特定部分の画像を収集する。
離陸前の検査に4機のドローンを使用することで、エンジニアチームは10時間かかる検査時間を4時間に短縮することができることが実験で示された。コリアンエアー社は、「以前、メンテナンススタッフは高さ20メートルの機体の外観検査を行わなければならなかったが、ドローンによる検査で作業とフライトの安全性が向上した」と強調する。ドローンの検査によって得られたデータはクラウドに送信されるため、いつでもどこでも情報にアクセスできる。
通信社「スプートニク」は以前、ドローンの作業ではエラーが発生するおそれがあると報じている。米国バージニア州で地元刑務所に麻薬を配送しようとしたドローンで誤作動が発生し、学校の校庭に密輸品を落下させた。
関連ニュース