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日本 JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士の募集を開始

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が20日、13年ぶりに宇宙飛行士の応募受け付けを開始した。同機構がホームページで発表している。
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JAXAは、サイトで「宇宙飛行士に転職だ。」との文言とともに募集開始を発表しており、応募のための登録や、募集要項、健康状況申告に関する注意事項などについて説明している。受付期間は2022年3月4日までで、候補者は書類選考から始まり、その後4段階にわたる検査や試験で選抜される。最終結果は2023年2月に発表される予定。
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応募資格によると、候補者は視力・聴力・色覚が正常で、身長が149.5〜190.5センチの日本国籍者であることが求められている。また、禁錮以上の刑に処せられて執行中の者や、政府を破壊することを主張する政党及び団体に所属する者は応募できない。JAXAはこれまで、工学や自然科学系の高等教育を受け、それらの分野で3年以上の実務経験があることを宇宙飛行士の応募条件としていたが、今回こういった学歴条件が初めて撤廃された。
今回、JAXAが宇宙飛行士の募集を発表したのは、米国の月探査計画(アルテミス計画)に日本が参加を予定しているためだ。JAXAは宇宙飛行士を過去に5回募集し、11人が選抜された。同機構には現在7人の宇宙飛行士が在籍し、女性の宇宙飛行士はいない。
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