東京電力は、福島第一原発にたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、原発から沖合に伸びる約1キロの海底トンネルを建設して放出する計画。処理水の放出は、2023年春に開始予定。処理水の放出や必要な建設作業を行うには原子力委員会による認可が必要。
トンネルの建設は、すべての条件が満たされた場合、2022年に開始される可能性がある。
処理水は、漁業権が設定されずに漁が行われていない水域に放出される。これは、風評被害を抑えるためのもの。
日本政府は4月13日、福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を決めた。同原発の汚染水に含まれる放射性物質は取り除かれて処理されるが、トリチウムは最後まで残るため、トリチウムの濃度を日本の基準値の40分の1程度にまで薄めたうえで海洋放出するという。
日本政府は4月13日、福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を決めた。同原発の汚染水に含まれる放射性物質は取り除かれて処理されるが、トリチウムは最後まで残るため、トリチウムの濃度を日本の基準値の40分の1程度にまで薄めたうえで海洋放出するという。
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