調査は、2〜3歳の子どもを持つ33人の母親を対象に行われた。母親たちには調査の本当の目的を知らされていなかったため、自然体で行動した客観的なデータが得られた。
実験中、女性たちは実験の条件にしたがい、子どもの様子を観察しながら、実験の条件に応じて、スマートフォンを並行して使ったり、雑誌を読んだり、ただ子どもと一緒にいるだけの状態にあった。
調査で、スマートフォンを使っている母親は、子どもへの関心が低いだけでなく、子どもの要求に対しては、その意味を考えず、リアクションが非常に遅いことが分かった。これとおなじような状況が雑誌を読んでいるときにもみられたが、雑誌はスマホに比べると熱中度は低かった。
専門家らは、母子のコミュニケーションに障害が確認された場合、子どもの発達に悪影響を及ぼす恐れがあるとの見方を示している。
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