フェヌグリークはマメ科の一年草。研究では、これが既存の糖尿病とその予防の両方に効果が期待できることが示された。研究は、8週間にわたり、フェヌグリークが血糖とコレステロールの値に与える影響を評価した。糖尿病患者には、毎日フェヌグリーク10グラム分をすり潰し、ヨーグルトと混ぜたり、熱湯でふやかすなどして接種してもらった。
その結果、熱湯でふやかしたフェヌグリークを定期的に摂取していた患者らはブドウ糖値は54%も下がり、飲食する前の血糖値、中性脂肪値、悪玉コレステロールの高密度リポたんぱく質もそれぞれ25%、30%、30.6%下がった。
研究者らは、このことから、フェヌグリークの種子が糖尿病治療に有用であり、摂取の方法も熱湯でふやかしたほうが、ヨーグルトに加えた場合よりもずっと高い効果が得られると報告している。
関連ニュース