「この役職はこなせない」ロシア外相、NATO事務総長に辞職を呼びかけ

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長を評したなかで、職務を全うできていないため、そろそろ退任する時期だと語った。
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ラブロフ外相はロシアのRTテレビからのインタビューに答えた中で、「欧州と欧州大西洋地域の安全保障の土台にはいくつかの原則がある。(中略)その中に平等かつ不可分の安全保障の中核的原則があり、これを国家元首ら、政府のトップらは明確に約束したのだが、これによれば、いかなる欧州大西洋諸国も、いかなるOSCE加盟国も、他者の犠牲の上に自国の安全を強化してはならない」と指摘している。
NATO事務総長 ノルマンディー方式でのウクライナに関する対話を支持
ラブロフ外相は、「もしストルテンベルグ氏が、NATO加盟国には最高レベルで採択された文書に明記された、この原則を無視する権利があると考えるなら、おそらく彼は本当に別の仕事に移るべき時なのだ。なぜなら自分の職務をどうしても果たすことができないからだ」と語った。
これに先立ち、ストルテンベルグNATO事務総長は、ウクライナのNATO加盟の決定は、ロシアとの妥協や交渉の対象にはならないと述べていた。
また、ラブロフは、「噂によると」ストルテンベルグはノルウェー中央銀行の役職に移行するつもりらしいとも語った。
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