韓国政府 1月から石油300万バレル超を放出

韓国政府は、燃料価格の安定化に協力するため、来年1月から国の石油備蓄から317万バレルを放出する。KBSテレビが当局の決定を引用し報じた。
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報道によれば、政府は地元製油企業と調整を図った上で、23日にこうした決定を行った。

KBSによれば、政府は、残りの備蓄は燃料危機が生じた場合の対応を含め、当面の分量が十分に確保されていると考えている。

貯蔵から放出が予定される石油の分量は、韓国の戦略的石油備蓄の3.3%とされる。

国内の燃料価格を引き下げるため、米国は以前、戦略的石油備蓄を活用し、他の消費国と足並みを揃えて5000万バレルを市場に放出すると決定した。この決定を多くの国々が支持した。
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