マルチメディア

明治大学 舐めると料理の味がするディスプレイを開発

明治大学の宮下芳明教授は、画面を舐めることで映っている料理の味を出力することができるディスプレイ「テイスト・ザ・テレビ(TTTV)」が開発した。多感覚な視聴体験の実現に向けた新たな一歩となった。
この記事をSputnikで読む
TTTVには10個の容器が備わっており、そこには様々な飲食物を液状化にしたものが充填されている。これを味センサの測定に基づき混合噴霧することで、映し出された料理の味を再現。料理を味見するだけでなく「ソムリエ訓練」や「味覚クイズ」など多彩なコンテンツが楽しめる。
ロイターの取材に対し、宮下教授は「自宅にいながら地球の裏側のレストランで食事するような体験を実現することが目標」と語る。現在、TTTVの商品化にむけて企業と交渉を続けているという。
1 / 5

舐めると味がするテレビ「TTTV(Tast the TV)」のデモンストレーションを行う明治大学の学生

2 / 5

舐めると味がするテレビ「TTTV(Tast the TV)」のデモンストレーションで、容器に液体のフレーバーを充填する宮下芳明教授

3 / 5

フレーバーを混合噴霧する様子

4 / 5

舐めると味がするテレビ「TTTV(Tast the TV)」のデモンストレーションを行う明治大学の学生

5 / 5

舐めると味がするテレビ「TTTV(Tast the TV)」のデモンストレーションで、容器に液体のフレーバーを充填する宮下芳明教授

コメント