同予算案は本年度の税収を上回ることを前提とし、歳入の3割を国債に頼っている。主な歳出としては、社会保障費が36兆2735億円、防衛費が5兆3687億円となり、国債の償還や利払いに充てる「国債費」は24兆3393億円にのぼる。一方、歳入は65兆2350億円を見込んでおり、新規国債の発行は36兆9250億円となる。公債への依存は34.3%となり、厳しい財政状況が示された。