新型コロナウイルス

米国、新型コロナ飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可 2つ目

米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」の緊急使用を許可した。「モルヌピラビル」は、米国で使用が許可された2つ目の新型コロナの飲み薬。
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FDAによると、「モルヌピラビル」は18歳以上の成人で入院や死亡などの重症化リスクが高い軽症及び中等症患者の治療に使用することが許可された。処方箋によってのみ入手可能で、新型コロナ感染の診断後できる限り早く、発症から5日以内に服用することが推奨される。
FDAによると、「モルヌピラビル」は骨や軟骨の成長に影響を与える可能性があるため、18歳未満の患者への使用は許可されていない。
米国で初めて緊急使用が許可された新型コロナの飲み薬は米製薬大手ファイザーが開発した「パクスロビド」。FDAは22日、「パクスロビド」の緊急使用を許可した。米国はすでに1000万回分の治療に必要な量を約50億ドル(5700億円)で購入した。
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