人口1300万人の西安市は、新型コロナウイルスの感染が急拡大し、中国における新たなホットスポットの1つとなっている。
中国国家衛生健康委員会によると、23日の新型コロナウイルスの新規市中感染者数は49人、陝西省の新規感染者数は55人、中国全土の新規感染者数は87人だった。西安市では今月9日以降、計255人の感染が確認されている。
中国共産党中央規律検査委員会によると、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に関する市当局の取り組みについて調査するため、8つの査察チームが西安市に派遣された。
西安市では23日から新型コロナウイルスの流行に伴う大規模なロックダウンが始まり、不要不急の外出や市外への移動が禁止された。大型のイベントは中止され、商業施設は休業、小中学校も休校となった。
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