ロシアフィギュアスケート選手権2022

フィギュア女子ワリエワ なぜ全日本選手権は見ないのか

カミラ・ワリエワ(15)は24日、ロシア選手権、女子ショートプログラム(SP)で真っ先に演技を終え、トリプルアクセルを一点のミスなく決めて90.38点を獲得し、現在首位を守っている。演技後、取材陣から、ほぼ同時に開催されている全日本選手権を見ているか、SNSでのネガティブな言葉にどう反応しているか、北京五輪にむけて、どんな気持ちでいるかとの問いに答えた。
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ワリエワはSPで獲得した点数と今日の演技を評価して、自分としては「最高の出来とほぼ良いの間だとおもう」と答えた。
ワリエワはくじ引きの結果、今日はトップで滑ることになったと知って、どきっとしたと語っている。ワリエワはオリンピック予選シーズンで国内選手権に出場することになり、特に偶然にSNS上で否定的な発言に出くわすこともあって、多少、気持ちがざわつくことがあるともらした。
スプートニクの記者が日本の選手権は見ているかとたずねると、ワリエワは「フィギュアはわざと見ないようにしています。時どき、何か他に別のことをやりたいと思うんです」と答えた。
ワリエワはロシア選手権のSPで90.38点と、世界記録を上回る成績を出した。ワリエワはSPの87.42点、フリースケーティング(FS)の185.29点、総合の272.71点と全プログラムで世界記録を保持している。ただし、国際スケート連盟(ISU)は国内大会での成績を考慮しないため、今回のSPの90.38点は世界記録としては認められない。
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