ロシア外務省 日本大使館の代表を召喚し、抗議

12月17日、在モスクワ日本大使館代表がロシア外務省に召還され、東京で開催の南クリル諸島に関する展覧会が日本側からみて違法な領有権主張というコンテキストで組織されたことに対して、ロシアから抗議を受けた。召喚の事実は、12月24日に発表のロシア外務省の声明で明らかにされた。
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ロシア外務省の声明には、日本側の主催者がまたもや挑発的な手段をとったが、展示の中には1945年の降伏文書などを展示する場所を見つけることができないと指摘されている。降伏文書には日本は「ポツダム宣言の条件を忠実に実行する」ことを誓うと書かれており、1951年のサンフランシスコ講和条約では日本はクリル列島(千島列島)のすべての領有権を放棄しており、国連憲章はこれら諸島に対するロシアの主権を不可逆的に確証した。
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