ロシアフィギュアスケート選手権2022

復活したトルソワ選手、4本中3本の4回転に成功

サンクトペテルブルクで開催されたロシア選手権で銀メダリストに輝いたフィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ選手は年明けに予定されている欧州選手権までにショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)、いずれの質も改善すると表明した。トルソワ選手はケガでグランプリシリーズのNHK杯を欠場しており、およそ2ヵ月ぶりの大会だった。
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トルソワ選手はサンクトペテルブルクで行われたロシア選手権SPのトリプルアクセルで転倒したほか、FSでは前半の4回転トゥーループでは転倒し、予定していた4回転ジャンプのうち3本の成功にとどまった。選手は記者会見で、ロシア選手権の結果に満足しているものの、SP、FSともにより良い滑りを実現したいと意気込みを語った。
また、トルソワ選手は怪我でグランプリシリーズのNHK杯を欠場しており、ロシア選手権も決して万全の体調ではなかったという。選手は3週間近くアイスリンクに上がることができず、練習再開からわずか1ヵ月程度でロシア選手権に臨んだとのこと。そのため、トリプルアクセルは練習でもミスが続いており、精度を上げる必要性を指摘した。
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五輪出場の可能性について聞かれると、「私たちはこの瞬間、この一秒を生きている、五輪のことを考える意味はない、欧州選手権に向けて準備するだけ」と語った。
フィギュアスケートの五輪代表は欧州選手権の結果を受けて確定する。欧州選手権はエストニアのタリンで1月12日から16日にかけて開催される。
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