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バーゼル大学研究チーム 解剖学に新たな発見

バーゼル大学の研究チームが、これまで未研究の顎の筋肉の領域を発見した。同大学ウェブサイトに報告が掲載されている。
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報告によると、咬筋のこの部分は、他層とは明らかに位置と機能が異なっているという。
専門家によると、新しい、より柔軟な筋肉層が下顎の形成過程に関与し、下顎を安定させる。これは咬筋では唯一、下顎を後ろに、つまり耳の方向に引っ張ることのできる部分となる。
研究チームはこの新たな層を「Musculus masseter pars coronidea(咬筋コロノイド部)」と名付けた。
この100年で人体は文字通りすべて解明しつくされたことも強調されている。それゆえに今回の発見は驚きだ。規模で言えば、動物学者が新種の脊椎動物を発見することに匹敵する。
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