2020年12月30日、ノルウェー・首都オスロの近郊の村で大規模な地滑りが発生。少なくとも7人が死亡した(写真は2021年3月8日撮影)
2月、米国北東部で大雪。ニュージャージー州など複数の州で非常事態が宣言された
2月、イタリア・シチリア島のエトナ火山が噴火。現在も活動を続ける
3月2日、インドネシア・スマトラ島のシナブン火山が噴火。噴煙は5000メートルに達した
3月15日、中国・北京の空がオレンジ色に。過去10年で最も深刻な黄砂が発生し、日本にも飛来した
3月19日、アイスランド・首都レイキャヴィク近郊のファグラダルスフィヤル山が噴火。6000年ぶりの噴火に観光客らが集まった
4月9日、カリブ海の島国セントビンセント島で、スフリエール火山が42年ぶりに噴火。
6月24日、チェコ南東部の南モラビア州で巨大な竜巻が発生。5人が死亡した
6月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に記録的な熱波が到来。同月29日にはカナダ史上最高の47.9度を観測した
7月、ロシア・サハ共和国の首都ヤクーツクで大規模な森林火災が発生。日本の国土面積の半分に相当する1816万ヘクタールが焼失し、21世紀最大規模の森林火災に
7月、米オレゴン州で森林火災「ブートレッグ・ファイア」が発生。落雷が原因とみられており、ロサンゼルスと同等の面積が焼失した
7月4日、日本の静岡県熱海市で、豪雨による土石流が発生。27人が死亡した
7月中旬、中国河南省で記録的な豪雨が発生。被害の大きかった鄭州市では同月22日、トンネルが冠水し、多数の死者が出た
7月中旬、ドイツ西部で豪雨による大規模な洪水が発生し、180人が死亡。エルフトシュタットでは大規模な土砂災害に見舞われた
夏、ギリシャは過去30年で最悪の熱波に見舞われ、各地で大規模な山火事が発生。8月3日、国内の最高気温は47.1に達した
8月14日、米カリフォルニア州で森林火災「カルドア・ファイア」が発生。エルドラド国有林に延焼した
8月中旬、メキシコに大型ハリケーン「グレース」が上陸。少なくとも8人が死亡した
8月29日、米ルイジアナ州に大型ハリケーン「アイダ」が上陸。2005年に同州を襲った「カトリーン」を上回る強風となった
9月19日、スペイン領カナリア諸島、ラ・パルマ島でクンブレビエハ火山が噴火。現在も活動を活発に続けている
9月29日、米ハワイ島でキラウエア火山が噴火。溶岩の噴出は「5回建てビルの高さ」に相当した
12月4日、インドネシア・ジャワ島のスメル山が噴火。噴煙は1.5万メートルに到達し、これまでに30人以上が死亡した