日本 安倍元首相、再び不起訴 「桜を見る会」夕食会 捜査終結

日本の安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会費用の補填問題で、東京地検は28日、嫌疑不十分や時効で安倍氏を不起訴とした。共同通信が報じている。
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安倍氏は公職選挙法違反容疑で告発され、東京第1検察審査会が「不起訴不当」と議決していたが、東京地裁は再び不起訴とした。これで夕食会をめぐる一連の捜査は事実上終結した。
安倍氏は「厳正な捜査の結果、決定されたものと受け止めている」とのコメントを発表した。
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「桜を見る会」は日本の内閣総理大臣が主催していた公的行事。1952年から2019年まで4月中旬頃に新宿御苑で開催されていた。今回問題となったのは、2013年から2019年に東京都内で開かれていた前夜祭にあたる夕食会。会費は5000円で、会費を集めた収入だけではホテルへの支払が足りず、2016年から2019年分の差額約708万円を安倍元首相側が補填した。この差額分が有権者への寄付、つまり有権者への利益供与の公職選挙法違反にあたる疑いがもたれていた。
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