新型コロナウイルス

J&Jワクチンを接種したコロナ患者は、ファイザーやモデルナ接種者よりも症状が重い 

米コロンビア大学医療センターの救急医療部門でグローバル・ヘルス担当ディレクターを務めるクレイグ・スペンサー氏は、1回接種型のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンを接種したコロナ患者は、ファイザー製またはモデルナ製のワクチンを2回接種した患者や追加接種を受けた患者よりも症状が重いとの結論に達した。 
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スペンサー氏はツイッターに「J&Jのワクチンを接種した大多数のコロナウイルス患者は、全体的に症状がより重かった。彼らはひどく具合が悪かった。数日間高熱が続いた… 彼らはだるさや倦怠感を感じていた。いくらか息切れや咳もあった」と投稿した。
なお、スペンサー氏は、患者たちは「すこぶる元気」だとは感じていなかったが、いずれにせよ生命にかかわる危険性はなかったと指摘し、「J&Jのワクチンを1回接種している場合は、追加接種、できればファイザーまたはモデルナのワクチンをできるだけ早く接種してください!」とアドバイスした。
またスペンサー氏は、症状が最も重いのはワクチン未接種者だとの結論に達した。同氏によると、入院を必要としたほぼすべての患者はワクチン接種を受けていなかったという。
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