稀有な現象を目撃したのは中古車販売業に携わるジェイムス・オードリシュさん。オードリシュさんは同僚のブラッド・プラットさんと爆音を耳にした。思わず外を見ると、魚が空から降っていたという。
「すごい落雷が聞こえたのでドアを開け、外を見ると、たたきつけるような豪雨が降っていて、地面に魚が落ちてきたんだ。『魚の雨が降ってる!』と言うと、 ブラッドは 『まさか』って。俺は『だって、本当だぜ』。魚があちこちに降ってくるんだから。小型の魚が駐車場のあちこちに散乱していて、通りの向こう側にも1匹落ちた。見るとそれは体長10~12センチほどの小型のホワイトバスだったのさ」オードリシュさんはこう話している。
「魚の雨」は珍しい気象現象の「賜物」。水の竜巻が起き、それが魚やカエルなどの小さな生き物を空中に巻き上げ、高いところから落としたものとみられている。竜巻やハリケーンで発生した強風はこうした小動物の雨を降らせることがある。
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