結合双生児として生まれた19歳のソーナ・シンさんとモーナ・シンさんには腕が2本、心臓が2つ、腎臓が2つ、脊椎が2つある。しかし、彼ら2人には肝臓と胆のう、脾臓が1つづつしかなく、足は2本だけ。2人が生まれた時、医師らは、彼らの手術には大きなリスクが伴うことから、彼らの分離を断念した。外科手術により兄弟のどちらかが死亡するおそれがあった。報道によれば、両親が子どもの引き取りを拒んだことから、兄弟はニューデリーの施設で育てられた。
シン兄弟はパンジャブ州電力公社に就職が決まり、月1万ルピー(約1万5300円)の給料をそれぞれ受け取っている。同社の経営陣は、2人には最新技術についての深い知識があると強調する。インデペンデント紙によれば、シン兄弟は障碍者雇用の斡旋枠で就職が決まったという。
通信社「スプートニク」は以前、18歳で体重18キロしかない先天性筋ジストロフィーの若者について報じている。車いす生活を送るこの若者は、中国の名門校である北京航空航天大学への入学を果たしている。
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