ギリシャの学者、パンデミック収束時期を予測

ギリシャ・テッサロニキのアリストテレス大学のデモステネス・サリヤンニス教授はニュースサイトNewsbeastに、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染の波は2月20日までに収まり、「オミクロン株」はおそらく新型コロナウイルス最後の変異だとの見方を示した。
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ギリシャの著名な学者のサリヤンニス氏は、今回の「抑えられない」波進展の数理モデルを引用した。ギリシャでは、新型コロナウイルスの新規感染者が5日連続で過去最多を更新し、12月31日の新規感染者は4万500人で、オミクロン株が優勢になっている。
サリヤンニス氏によると、感染者の増加は1月20日から22日まで続き、週平均は6万6000人に達する。これは実際に、1日あたりの感染者数が8万人、さらには10万人になる日もあるかもしれないことを意味しているという。サリヤンニス氏は、週平均の計算は、日平均値よりも正確だとの見方を示している。
サリヤンニス氏は「したがって、『オミクロン』の波のピークから1か月後の2月20日には、すでにその引き戻りはすでに終わっている。その場合、週平均の感染者数は3500〜4000人になる。その時、(ギリシャにおいて)『オミクロン』は終わりを迎え、私たちの社会の非常に大きな部分が免疫を持つようになる」と述べた。
サリヤンニス氏は、これはコロナウイルス最後の「唸り」になる可能性があるとした一方で、「オミクロン株」が最後の感染急拡大であったとしても、「決して自己満足の論理が勝ってはならない。私たち全員が簡単に病気にかかって終わる可能性が非常に高い」と述べた。
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