韓国サムスン 創立以来最大の海外買収なるか アルツハイマー治療薬メーカーと交渉中

韓国のサムスン社は米国の神経障害治療薬の製薬会社バイオジェン・アイデックとの間にの買収に関する交渉を行っている。取引価格は420億ドルに上ると試算されていることから、交渉が成立すれば、この買収はサムスン創立以来、最大の海外取引になる。
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韓国のビジネス紙Korea Economic Dailyによれば、自社株の購入をサムソンに持ち掛けたのはバイオジェン・アイデック側から。取引価格はコントロールプレミアムを考慮した場合、420億ドルに上る可能性がある。リフィニティブの試算ではバイオジェンの時価総額は346億7000万ドルとされている。
これまで、サムスンが行った最大の海外企業の買収は、2016年に80億ドルで行った電子機器メーカーのハーマン・インターナショナル・インダストリーズの買収だった。
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