米国の現行法では知的創作物の知的財産権は、出版後95年で消滅する。米デューク大学パブリックドメイン研究センターは、毎年、パブリックドメインとなった作品の総合リストを発表している。
パブリックドメインになった作品は、許可や追加費用を得ずに合法的に配布、展示、使用することができる。
これまで『くまのプーさん』の知的財産権を所有していたディズニーは、本からの肖像権の使用については司法で争えないが、本から生まれたアニメのキャラクターについては権利を保存する。
『くまのプーさん』はディズニーにとっては長年、多額を稼ぎ出してくれていたドル箱。この間にプーさんが挙げた収益は800億ドル(9兆3000億円以上)を超す。
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