ディズニーが『くまのプーさん』の知的財産権を消失

2022年1月1日から知的財産権がパブリックドメイン(公有)に移行する書籍、映画、音楽作品が発表され、その中にA. ミルンの『くまのプーさん』、フェーリクス・ザルテンの『バンビ』などが含まれていることが明らかにされた。AP通信とフォックス・ニュースが報じている。
この記事をSputnikで読む
米国の現行法では知的創作物の知的財産権は、出版後95年で消滅する。米デューク大学パブリックドメイン研究センターは、毎年、パブリックドメインとなった作品の総合リストを発表している。
パブリックドメインになった作品は、許可や追加費用を得ずに合法的に配布、展示、使用することができる。
これまで『くまのプーさん』の知的財産権を所有していたディズニーは、本からの肖像権の使用については司法で争えないが、本から生まれたアニメのキャラクターについては権利を保存する。
『くまのプーさん』はディズニーにとっては長年、多額を稼ぎ出してくれていたドル箱。この間にプーさんが挙げた収益は800億ドル(9兆3000億円以上)を超す。
関連ニュース
中国のSNS「くまのプーさん」禁止
中国、『プーと大人になった僕』を上映禁止 習近平氏はプーさんネタが原因か【写真】
コメント