カザフスタンでの大規模な抗議活動

カザフスタンの大都市でデモ隊が市庁舎に乱入

カザフスタンの大都市アルマトゥイでデモ参加者らが市庁舎に乱入した。RIAノーボスチ通信が報じた。報道によれば、建物から黒煙があがり、発砲音が聞こえるという。
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通信社「スプートニク・カザフスタン」によれば、デモ隊は約3000人にのぼる。
カザフスタンの大都市アルマトゥイでデモ参加者らが市庁舎に乱入した。RIAノーボスチ通信が報じた。報道によれば、建物から黒煙があがり、発砲音が聞こえるという。
報道によれば、デモ隊が市庁舎に乱入しようとしており、警察と衝突、盾やヘルメットを奪うなどもみ合いになっている。スタングレネードをはじめ、警察は特殊装置を使用している。
また、アルマトゥイでは非常事態宣言が発動されている。夜間外出禁止令が発令され、デモやストライキ、武器や弾薬、アルコールの販売が禁止された。
年明け以降、カザフスタン西部の産油地域であるマンギスタウ州ジャナオゼンやアクタウの住民が2倍におよぶ燃料価格の上昇に抗議するため集結したが、他の都市にも抗議行動が広まった。大都市のアルマトゥイでは4日早朝から5日深夜まで治安部隊と抗議行動参加者が衝突、警察はスタングレネードや催涙ガスを使用した。
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