同局は、「カザフスタン保健省の発表によると、同国の様々な地域で暴動により1000人以上が負傷し、そのうち約400人が入院、62人が集中治療室にいる」とニュースで報じた。
さらに同局は、「10人以上の医療従事者が、暴動の参加者らによって負傷した」と報じている。
これよりも前、暴動の参加者が救急車の進行を阻止し、救急車2台が破壊されたと報じられた。
年明け以降、カザフスタン西部の産油地域であるマンギスタウ州ジャナオゼンやアクタウの住民が2倍におよぶ燃料価格の上昇に抗議するため集結したが、他の都市にも抗議行動が広まった。大都市のアルマトゥイでは4日早朝から5日深夜まで治安部隊と抗議行動参加者が衝突、警察はスタングレネードや催涙ガスを使用した。
5日、抗議者たちはアルマトゥイの市庁舎に乱入し放火、その後、カザフスタンの大統領官邸を占拠した。
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