ロシア、ウクライナのNATO加盟遅らせる=駐独ウクライナ大使

ウクライナのアンドレイ・メリニク駐独大使は、ロシアはNATO非同盟国としての地位を放棄する2つの法案の採択を阻止しないまでも、遅らせているとの見方を明らかにした。
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ウクライナは、2016年6月に国家の外交政策を目的にNATO(北大西洋条約機構)加盟を決定づける追加的な修正案を採択した。さらに2019年2月、ウクライナ議会はEU(欧州議会)とNATOへの加盟に向けた方針を固める憲法修正案を採択した。
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メリニク大使は、「欧州版プラウダ」紙からのインタビューに答えた中で、次のように発言した。
戦争に対する恐怖が、ドイツ人の理性的な見方に影を落としているようだ。間違いであればよいが、ウラジーミル・プーチン大統領は、NATO加盟を目指すウクライナの動きを阻止していないにせよ、遅らせている。ただ、ロシアはウクライナに対して、「EU加盟はよいが、NATO加盟はもう少し後にしよう」と言うことはできない。
また大使は、EUやNATOに加盟するため、ウクライナには「改革上の進展」が常に求められているとも付け加えた。
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