カザフスタンでの大規模な抗議活動

カザフスタン テロ脅威で「危機的レッド」レベルを制定

カザフスタン領内ではテロの脅威で「危機的レッド」レベルが制定された。地域のポータルサイト「Tengrinews.kz」が報じた。
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報道によれば、テロ脅威の「レッド」レベルの制定で、特殊機関による職務質問や持ち物および車内の検査、一時的な移動の制限または禁止が実施されている。また、このレベルの制定により、同機関は住居やその他の建物へ自由に立ち入ることが許され、通信システムのチャンネルで提供される情報の管理も可能となる。
同サイトによれば、「このほか、すべての諜報機関の完全動員と戦闘準備が予定され、同様に規制措置の強化が検討」されている。
年明け以降、カザフスタン西部の産油地域であるマンギスタウ州ジャナオゼンやアクタウの住民が2倍におよぶ燃料価格の上昇に抗議するため集結したが、他の都市にも抗議行動が広まった。大都市のアルマトゥイでは4日早朝から5日深夜まで治安部隊と抗議行動参加者が衝突、警察はスタングレネードや催涙ガスを使用した。
5日、抗議者たちはアルマトゥイの市庁舎に乱入し放火、その後、カザフスタンの大統領官邸を占拠した。
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